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2010年12月28日火曜日

「奈良オーガニックマーケット」第一回

先日12月26日の日曜日に開催された、
奈良オーガニックマーケットに行ってきました。


奈良オーガニックマーケットの公式HPはこちらです。

「京のみやび、奈良のひなび」と言うそうですが、
奈良オーガニックマーケットは出店者の半数以上が
農家さんという、まさに「農」なイベントです。
野菜の王様のめざすお野菜もたくさんありました。


ふだん、なかなか顔を見る事のできない生産者の方と
直接対面して話を聞く事のできるめったにない機会。
実際に、直接そのお野菜を作っている方から
お話を聞きながら商品を見るのは大変おもしろいです。


関東にくらべると関西は、オーガニックやエコロジーに
対する意識がまだまだ低いのだそうです。
だから、せっかくこだわってお野菜を作っていても、
うまく流通にのせられないという、大きな壁があるのだそうです。


最近では、ネット通販を通じて、農家さんから直接
お野菜を取り寄せることもできますよね。
ですが、インターネットをつかってわざわざお野菜を
取り寄せようというのは、最初から意識の高い人だけ。
それ以上輪が広がっていきません。


インターネット販売は便利で強力なツールである反面、
農家さんと消費者をつなぐのがネットという細い一本の
糸だけになってしまうという問題も抱えています。


というわけで、農家さんと消費者の顔の見える場をつくろう、
奈良にもっとオーガニックを広げてゆこうというこのイベントが、
祝、今回めでたく開催されました。
もちろん、農家さんだけでなく、オーガニック、エコロジーの
お店もたくさん出店しているので、若い女子の方も楽しめますよ、えへへ。


お店レポは次回に続きます☆(文章/写真:すずめ)


奈良オーガニックマーケット(HP
次回は1月30日(日)
JR奈良駅前広場
9時~14時(小雨決行)

*マイバッグ、マイハシ、マイカップ、仕分袋やタッパーなどご持参にご協力下さい。

2010年12月27日月曜日

「京都:ル・マルシェ・ド・ノエル」第二回

12月18日、19日と京都の関西日仏学館で開催された
ル・マルシェ・ド・ノエル、当日の様子をお伝えします。
もうクリスマスも終わってしまいましたが・・・
当日の会場のクリスマス気分をお楽しみください〜。






















次回のマルシェの開催は来年の1月9日(日曜日)です。
みなさんぜひお出かけください〜。

ル・マルシェ
1月9日(日)、2月6日(日)、3月6日(日)、4月10日(日)
10時〜16時
関西日仏学館 ガーデン 入場無料
主催・お問い合わせ:ena株式会社
TEL:070-6665-0724
共催:関西日仏学館

「ひのな」


 大和野菜の「ひのな」です。
赤い色が美しい。

2010年12月26日日曜日

青いパパイヤは成長する

「青い」という言葉から連想する言葉は
未熟、青春、つたなさ。

その「青さ」故、すぐに壊れてしまいそうな不安定さと、またうらはらに瑞々しい生命力。
往々にして人はその「青さ」に魅了される。

先日、映画『青いパパイヤの香り』を見た。
『ノルウェイの森』の監督トラン・アン・ユン監督のカンヌでカメラドールを取った、出世作である。


あらすじを簡単に述べるとすれば、ベトナムの使用人の少女が大人になる過程を描いた、少女の成長物語である。

多くの古典的な物語がそうであるように、物語の大テーマの一つは「成長」である。

サリンジャーは、『ライ麦畑でつかまえて』で少年の壊れ行く自我の中で「成長」を描いた。村上春樹もまた、そうした成長物語が好きだという。
『ノルウェイの森』は喪失をテーマにした少年の成長物語である。

少年たちの成長物語とは。
想定外な出来事と自分が思い描いた通りには動かない世の中に
抗い、抗いきれず、時に失い、時にその喪失の痛みに耐え、選び取り、男の子達は青い皮を自ら塗り替えて行くものである。


しかし、少女の成長物語はまったくもって違ったものだ、と私は
つねづね思う。

少女たちは、「受け入れる」ことで成長していく。

人生における様々な予期せぬ出来事に、おののき、しかし、それを受け入れることで少女は確実に成長するのである。


映画『青いパパイヤの香り』で印象的なシーンはなんといっても
青いパパイヤを少女が、そして成長して女になった少女が同じように剝くシーンである。

パパイヤを半分に切ったときにでてくる、真っ白な種に指先をあて、触れながら、少女時代もそして成長して女性になった少女も同じように、その神秘にまばゆい視線を送る。

もし、少年たちが、青年となって、同じように青いパパイヤを剝いたならば、マルセル・プルースト『失われた時を求めて』の主人公のごとく回想に耽るに違いない。
青き日々の自分に想いを馳せながら。

しかし。少女は、ずっと少女のまま、神秘の目線を青いパパイヤに送る。

彼女たちは人生を受け入れながら成長するからだ。
それは、ともすれば、人生は自分の意志とは関係なく動くものだということを、早い段階から知っているからかもしれない。

受け入れ、底を深め、籠を大きくし、また受け入れながら成長していく。
だから、少女はずっと少女のままなのである。

映画の最後に、数年来つとめ上げてきた家が貧困になったため、大人になった少女は奉公先を突如、解雇され、別の家へと奉公に上がることとなる。

大人になった少女は自分のままならない人生にむせび泣く。
しかし、彼女は抗わない。
人生に従順に、受け入れる。

そして、また青いパパイヤを剝いては、その真っ白な種に神秘の目線を送るのだった。
完熟に近いパパイヤ

青いパパイヤは東南アジアではサラダとして食べられる。
青いパパイヤの実はたんぱく質の分解作用があり、肉料理などど合わせると消化促進の効能があるという。
青いパパイヤの種は真っ白である。

日本では完熟したものが果物として売られていることが多い。
その実は、甘みが強く、独特の癖がある。
この時、種は真っ黒に近い。

私は少女の成長を思う。

色々なものを受け入れ、少女はパパイヤの種のように円熟して
黒くなっていく。
その実はまた独特の芳香と甘みを発散し。

しかし、大人になって尚、少女の目は少女のままであり、いつまでも青いパパイヤなのだ。

パパイヤのフルーツチーズクラッカー
1、クラッカーの上にフルーツチーズをもる。
2、その上に切ったパパイヤ(完熟)の実をのせる。
3、お好みで、ミントをさらにトッピング。


白ワインのあてにどうぞ。
フルーツチーズは、デパ地下のチーズ売り場などで手に入ります。

2010年12月21日火曜日

よもやまばなし。奈良の田舎でクラスことなど。

お野菜から少し脱線してしまいますが、おもしろそうな
記事を見つけたので書きます。

こちらは「ならの居住情報」というページで、
奈良のおもに田舎の地域に居住された方のなまの声が
掲載されています。→「先輩の体験談


ほかにも奈良県の曽爾(そに)村のHPで、
こんなページを発見。
「曽爾村という田舎で暮らす極意」
http://www.vill.soni.nara.jp/forms/info/info.aspx?info_id=16052

なるほど。勉強になります。


ほかにも、農関係のおもしろそうなサイトをご紹介。

月ヶ瀬健康茶園」奈良の月ヶ瀬で、有機でお茶を栽培。12月10日11日にならまちで
イベントがあったそうです。行きたかったのに・・・行きそびれました(涙)
800 for eats」月ヶ瀬健康茶園さんの紅茶が買えます。
空畑クラブ」今度は奈良でなく大阪の「そらはたクラブ」。「都市農をもっと身近に」をコンセプトにプチ自給自足を目指して活動してらっしゃるそうです。

2010年12月19日日曜日

京都・マルシェ ル・マルシェ・ド・ノエル



12月17日土曜日、18日日曜日の二日にわたり、京都の日仏学館前で
開催されている、ル・マルシェ・ド・ノエルに遊びに行ってきました。
京都日仏学館前で開催されている「ル・マルシェ」。
今年の夏ごろから毎月一回開かれているイベントですが、
今回はクリスマス特別ヴァージョン。
スズメとキングも先月遊びに来ましたが
(11月の記事を参照ください)
お店も先月より多い印象です。

有機野菜の陽光ファーム21。
旬の野菜がどれもうまいぞう。

ドライフルーツ屋さんです。

自家焙煎のnakayamacoffeeさん。

野菜スープ屋さん。

ハンドメイドショップ。

石窯・自家製酵母の山中屋製パン。

ブルーベリーのむろう大沢農場さん。

はちみつとキャンドルが売られていました。ドラートさん。

チーズ屋さん。

紅茶屋さん。ラ・メランジェ。

クレープを焼いていただけます。

こちらはDJブース。

パン屋さん。ラミデュパン。

お花屋さん、garden

なんと、フランスのトゥルーズから出店。
ヴァイオレットで統一された飾り付けがステキ。
  
会場の飾りつけもクリスマス。

ヤサイを求める王様、今回はヤサイ屋さんは、
先日見学にいった陽光ファームさんだけと
少なかったのですが、こだわりのお店がもりだくさん!
スズメは嗜好品ばかり買占めましたよ~、グフフ。
今日の4時ごろまでマルシェは開催されていますので
ぜひおでかけください~。

夜の日仏学館。