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2011年12月7日水曜日

韓国旅行

韓国へ行って参りました。

韓国のコチャンという田舎町へマラソンをしに。
韓国は、田舎にいけば行くほど、料理がおいしくなるそうです。

私が行ったところも、ビビンバの発祥の地だったり
うなぎが名物だったり。

美味しいものが盛りだくさんでした。

お野菜ネタで気になったのは、高麗人参の話。
韓国の人に聞いたところ、高麗人参は畑の中で2〜3年も育てるんだとか。
そら、高級ですわな、と納得しました。








2011年12月1日木曜日

らでぃっしゅぼーや

最近気になる。

らでぃっしゅぼーや。

宅配野菜の専門ショップ。

う~ん。

1週間分の野菜で2000円程度だけど
高いのか、安いのか。

品質はよさそうだから、いいかな。
使いきれんかったらだしな~。
なやまいしや。

2011年11月1日火曜日

ハローウィン本番は

そして、ハローウィン本番の今日、
主人公であるかぼちゃ様はこうなりました。


ザ・関西風ハロウィン

その名は、お好みかぼちゃ。

炊いた(ちなみに「煮る」という意味の関西弁)
かぼちゃをつぶして粉と混ぜ合わせるだけ。

お好み焼き粉がスーパーで売られていますが、今回は家にある賞味期限が
せまった小麦粉をなんとか活用してやろうと一から作りました。

というより、お好み焼き粉なんて家で簡単に作れる
もんなんですよね。


スーパーでお好み焼き粉の成分表示を見て納得。

ようは、小麦粉に粉のだしとベーキングパウダーまぜればいいんです。

便利になりすぎると
簡単なことさえできなくなってしまうなあ、と妙に生活の中にひそむ「トリック」を
感じた、お好みかぼちゃなのでした。

日は越しちゃったけど
トリックorトリート!

2011年10月27日木曜日

けっきょく

けっきょくこーなりました。

かぼちゃーはん

かぼちゃ

今、冷蔵庫にかぼちゃが1個。

昨日スーパーで安売りしていたのでおもわずかったかぼちゃ。
きっとハローウインのあおりでいっぱい出荷されて、いっぱい安売りにかかったに
違いない。

さて何作ろうかな~~。
おもしろくて簡単なかぼちゃレシピはないものかね。

くっくぱっどに相談だ。

2011年10月12日水曜日

漢方小説

中島たい子さんの『漢方小説』
わたしはあんまり漢方の知識が頭に入ってこなかったですが
(説明的なところは読み飛ばしてしまったので)

それを抜きでもエンタメ小説としてよくできていて
大変楽しめます。

くす、っと笑える、そんな小説です。


中島たい子さんて多摩美のご出身なんですよね。
美大出身ってうらやましい、と思うのはわたしだけでしょうか。

美大ってなんか憧れです。

2011年10月10日月曜日

2011年10月9日日曜日

牛乳寒天

てきとーに寒天と牛乳とお水とを鍋に入れて、お砂糖大さじ3杯くらいくわえてぐつぐつぐつ。
あんこをのっけてできあがり。

寒天を発明した人ってえらいな。

2011年10月4日火曜日

しいたけ

今、わたしは小説の通信講座をとっているのですが
その第二回目の課題は名作を書き換えるというものでした。

わたしは、幸田文さんの『みそっかす』という中の『あね』という一文を
書き換えました。

ある意味、しいたけ小説なので
ここにえいや!載せてしまえ!と・・・あしからず。
1か月後の月はじめに講評が帰ってくるのでその時にまた結果をご報告します。

少し長いですがよければお読みくださいまし。
宮本わらじ、というのは私の筆名です。


『あに』

                               宮本わらじ                   

祖父の言葉を私が代弁するに、兄は温厚篤実、しかも容姿端麗の上に幼いころから身体がか弱く、そのような兄を不憫がっては親戚一同誰しも目に入れても痛くないほど愛してやまなかったという。

盆や正月に親戚が本家である我が家に集うと、おじやおばたちは皆一様に本家の孫で長男の兄を褒め称えた。褒めそやす事柄は後をつきないようで、少年から青年期へと顔立ちがはっきりするにつれ、ますます利口そうな目元が祖父に似てきたなどと次々と甘言を弄しては、その利口そうだといわれる祖父の目元がにわかに重力に対する反発力を失ってしまいだらしなく垂れ下がるのを拝むのだった。

わたしがまだ物心つく前のことである。例年にならって正月に親戚一同が我が家に訪れると、兄の顔じゅうをみみずが這ったような赤い腫れが幾重にも浮びあがっていたという。祖父は端から機嫌が悪く、だれかれと酌を取ったり、昨年の思い出をおもしろ可笑しく語れど眉間に刻まれた皺は新式のスチームアイロンでも取れそうにないほどこびりついたままであったそうだ。

正月の集いには、すき焼きをするのが我が家の習わしである。

第一次反抗期をむかえたばかりのわたしは、そんな祖父の機嫌の悪さなど意に介するわけもなく(むろん、さきほども申し上げたが物心さえついていない)母にせっせと取り分けられた箸で小さく切られた玉ねぎやしいたけやにんじんをいらない、きらいとわがままを言っては困らせた。時にむりくりにでも食べさせようとする母を小さな手で制した。その手を母が抑えて口に食べ物を運ぶと、わたしはいよいよ母の顔に爪を立てその皮膚を剥いだ。痛い、と思わず漏れた自分の声に母は怯えた。母は懇願する目で祖父を見たが、祖父は一向に動じることもなく、母にわたしを連れて居間から出ていくように命じたのだった。

兄はとっさに私の食べかけが入った小皿を手に取った。わたしの行いを取り繕うように懸命に食べ残したにんじんやらを食べる。ただ、どうしてもしいたけには手が伸びない。兄はしいたけが大の苦手なのだ。しかし食べかけた手前、食べ残すのはわたしの面目がたたぬ。兄は切れ長の目をますますつまようじ一つ分ほどに細めて苦手なソレを口に押し込んだ。押し込んだはいいが、すぐに飛び出てしまう。満腹で飽和しきっている胃風船になおも空気を入れようとするのだから当たり前である。その上、とても()()重い(、、)ものを詰め込もうとするのだからなおさらだ。

兄は大いに吐いた。しいたけだけならまだよかった。胃の中に入っていたであろう食物もすべてはき切った。これにはさすがの祖父も焦ったらしく、すぐに母を呼び戻して兄の応急処置をさせたそうだ。

これは祖父の大層気に入っている思い出であった。ひとの被を身を挺してまでもかぶったというところがいいらしい。その上、自分の顔に傷をつけた不逞の妹でさえかばうのだから非の打ちどころもない。努力してそうするのは誰でもする修行、そして誰でもすぐに到達し得る階梯で、いうに足りないあたりまえごとであるが、天性おおらかに何のとどまるところなき心の格というものは、「世にありがたいめでたさだ」といって大喜びをしているのである。

わたしは大層な焼きもちやきの上に天邪鬼である。外に出れば兄の容姿や美質をおおっぴらに誇っては、友人や学校の先生らに、天狗になっているのだが、こう祖父が褒めとなえるのを聴くのはいい気持ではない。

しかもこの話が出るときはきまって親戚一同が会する場であった。それは、もはや祖父の時候の挨拶のようなものになっていた。大抵私の低劣なる悪質を親戚に披露され、どうしてきょうだいでこうも違うものかなどと嘆息まじりに毎度やられるのだ。それを皮切りに親戚皆一様に兄への美辞麗句を並べあげるのだから、なおさら素直には聞かれるわけもない。

そこで、このしいたけ美談を封じてしまおうと考え、或る時大人たちの会話のなかへ何気なく、おにいちゃんは好い児に違いないけれど秀才型のこまっちゃくれみたいだといってみた。親戚らは、おや?というような顔をして、それから祖父がすてきにおこった。兄の美しさを説き示してくれるのではなくて、そういうことをいう私を猛烈にこきおろし、下々の性うつるべからずと、ぎゅうという目にあわされた。わたしはますます意固地になっておにいちゃんは褒められたくて猫をかぶっているに違いないのだと言葉を重ねた。この説は多少とも親族には響くものとおもっていたのだが、功を奏するどころか反対にひどいことになった。祖父は見る間に沸点に達し、熱エネルギーを得た祖父の平手が勢いよく私のほほへ飛んできた。わたしが驚きのあまり茫然としていたら、母がわたしの手を引いてその部屋を出た。襖の向こうから祖父が母をこきおろす声が聞こえてくる。わたしは母がとみに不憫になって涙が間欠泉のようにあふれ出た。

しかし母に抱かれながらなおも、そうもこの話はいい話なのか? いよいよ承服しかねて、これはきっと蕎麦屋の風鈴なんだと、しかたがないからこうかたづけておいた。

これは父が死ぬすこし前の話である。わたしはナイフがほしかったけれど、ゆるされなかった。友達は切りだしを持って来て見せびらかした。矢も楯もたまらなくて、家で寝たきりの父にだだをこねた。父は、ナイフなんてあぶないものいけないといったが、同い年の友人も持っているのだからと言い張った。困じた挙句、とうとう引き出しの財布から小金をわたしに握らせてくれた。私は嬉しさのあまり家へ帰る途中もしまっておくことができず、道中で草を刈ってみたり、蟻をつぶしてみたりしていた。みごとな切れ味で満足したのは束の間、たちまち近所の悪がきどもに発見されとりあげあられた。ようようくやしくて道中で泣いていたら、兄が通りかかって肩をたたいた。わたしがまくしたてるように経緯を話すと兄はめずらしく顔を赤らめて意気軒昂にぼくが取り返してきてやると力強く言った。

兄に手をひかれ、悪がきどもが遊んでいるところまで行くと兄はナイフを返すようにと声高に言った。悪がきどもがそれですんなり返してくれるわけもない。兄の前にナイフをかざしては、取れるものなら取ってみろとはやし立てた。兄はめずらしく怒った。祖父のように顔を赤らめてナイフをもったひとりの悪がきにとっくみあいを仕掛けた。ふとした拍子に悪がきが手にしたナイフがその顔にあたって、皮膚が切れた。みな、異様に驚いて一瞬空気がとまったように感じられた。その空気を切り裂くがごとく、ほほを切られた悪がきが、わっと泣いた。泣いたら大人たちが寄ってきて、あれやこれやとわたしたちを問い詰めた。兄が叱られるのは気の毒だと思って「キヨ子がやりました」というと兄はびっくりして黙った。悪がきどもも驚いて何も言わなかった。

その夜、いつも以上にこってりと祖父にしぼられ目を腫らして寝床に入ると、隣で寝巻きを着た兄が立っていた。まっ青な顔をしていた。兄は何もいわず、わっと泣いた。わたしはただ驚いていた。

父は植物の好きな人だった。兄も父に似て、学齢に達しない前からひとりでに草や木に寄せる心をもっていたそうである。わずか百七八十坪のささやかな蝸牛の構えのなかに、この子のためにできるだけ多種類の草木を取り入れようとしたと母からも植木屋からも聞いた。なるほど柑橘類にしても密柑・李・梨というように、二、三本ずつぽつんぽつんと植えてあったのは実地観察用であろう。植物学者になりたかった父は、家業のために、半ばあきらめていた夢を兄につがせたかったのやもしれぬ。仕立ててものにしてやるつもりだったという父の夢が、咲きもせず散りはてたのは兄の長い傷心の種である。

昨年、実家から電報が来たものだから何事かと思っていると、祖父が危篤のため早く帰ってくるようにとあったのであわてて家に戻った。祖父にあれこれ言われるのを押し切って、美術の学校に通うため上京して以来、数年来好き勝手やってきた。今では小さな会社でちょこちょことイラストを描いては手間賃をもらっている。時おり母には手紙をやったが祖父とは疎遠なまま、わだかまりを解く努力を互いにすることもなかった。

家につくと臥した祖父のそばに兄が佇んでいた。やあ、帰ったのかいと振り返った兄がしばらく見ない間にえらくふけこんだように思えた。

臨終近い一日、祖父は兄を見て錯覚を起こしたらしく、「ああ一郎や」と父の名をよび、すぐ気づいて「直己だったか」と遠い眼をした。

祖父の通夜の晩、親戚どもがしばらくぶりに集った。この夜も例にならってすき焼きで明るく祖父を見送ってやろうというおじらの意見で晩や正月のごとくすき焼きが作られた。親戚らは私を見るなり、見ない間に都会に出て洗練されただのとはやし立てた。東京で絵を書いて暮らしているそうじゃないか、どれ一つ見せてみろとおじやおばがやんやと言うので、私は、はあと言って手帳に挟んでいた椿の中に女が佇む挿絵の下書きを見せた。

大業にさわぐ親戚どもから目を外すと、兄がひとり黙々と残ったすき焼きを食っていた。しいたけをひいては、鍋に戻す兄を見て、わたしは兄が急に憐れに思えた。

2011年9月28日水曜日

畑で浮遊。

王様とすずめの二人、畑で浮遊してきました。
というのは〈浮遊写真〉を撮りたかったからです。
元ネタはこれ↓
「よわよわカメラウーマン日記」

カメラの前で飛びます飛びます。
いかがでしょう、ちゃんと浮遊出来てますか?









全粒粉のクッキー

全粒粉100%のクッキー作りました。

いびつな形どおり、素朴な味がします。

2011年9月27日火曜日

げんさんの竹ワークショップ

先日、行きつけの美容師のお姉さんが主催した千早赤坂村イベントがありました。

このお姉さんは、パートナーさんと
大阪で唯一の村、千早赤坂村に住んではります。

おうちは築100年の古民家です。

ちなみに美容院のHP
http://www.dolpo-hair.info/events.html

このイベントでは流しそうめんをしたりしました。

そして、竹ワークショップが竹アーティスト三橋玄さんによって行われ。
わたしは、こんな感じに仕上がりました。


なれると簡単なんですよね。あむの。

その簡単な作業でさえ、わたしは二度失敗して
教えていただきながらなんとか完成させましたが。

玄さんはとっても個性的な方でした。
三橋玄さんは竹アーティストです。

お子さんがこれまたかわいく。
病院などにかからず、自らの手で取り上げた「自力出産」をされたんだそうです。

「胎盤もへその緒も僕が・・・」
とおっしゃっていました。

すごい。

2011年9月25日日曜日

コメントがどうしても残せない・・・

コメントいただいていた皆様
ありがとうございます。

お返事したくてもどうしてもコメントが残せないのです。。。

なぜ?!

ほんとうにすみません。
しかと読ませていただいておりますので。

取り急ぎ

2011年9月20日火曜日

長月:畑の報告

畑 before
畑 after
トマト
カボチャ
オクラ

ミョウガ
シソの花

山から下りて夕暮れ間近。お疲れ様でした。

炒めたきゅうりはなかなかイケる

今朝は、大量買いしたきゅうりを炒め物に



きゅうりを買うときはいつも、
昔、母が買い物に行ってきゅうりを選ぶときはいつも言っていた
「こうやって、にぎってつぶつぶが痛いやつが美味しいんだよ」
という言葉を思い出します。

いわゆるきゅうりの目利きですね。

きゅうりのいがいががいっぱいあるやつほど美味しいというわけです。

だからスーパーに行くといつもきゅうりをぎゅっとにぎってしまいます。

でも、最近(大型店に行くせいかな?)
そういった痛いほどいがいががついたきゅうりって見かけません。

なんかちょっと心配になっちゃいます。

ホームベーカリー

おとといパンを焼いたので
昨日の主食はもちろんパンでした。

ひとり暮らしだと、焼いたはいいものの、食べる人間ひとりなので
おのずとパン三昧に。。。(次からは分量気をつけよう)

前に買ったホームベーカリーを久しぶりに起動。

前に作ったときは、ホームベーカリーそのものでやいたのですが、
どうも美味く焼きあがらず。

今回は、生地だけホームベーカリーで作って、オーブンで焼くことに。

なかなかこれが難しくて。
分量通りに作ったつもりなのですが、生地がやわらかすぎてびっくりしました。
機械のことはわからんです。

ただ、焼きあがるとそれなりにできて満足。
卵を入れたので甘く仕上がったのも満足です。

次回は、ホウレンソウとか人参とか入れたパンも焼いてみたいな。
(分量に気をつけながら。。。)

2011年9月19日月曜日

テレビを見ていて衝撃

なんと「野菜」を売りにしたご当地アイドルがいるらしい。

その名もNegicco(http://negicco.net/
ねぎを持ってマイクパフォーマンスするらしい笑

夢は武道館でねぎを巻きまくって歌うこと。

2011年9月18日日曜日

朝バーにゃ

昨日の野菜の残りに

ブロッコリーとアスパラガスをゆでたものを加えて

朝ごはんにバーニャカウダ、略して朝バーにゃ。

朝バーにゃ、と書いてて「てじなーにゃ」を思い出しました。
こないだその、山上兄弟がテレビに出てて高校生になってて衝撃。

時間が経つのって速いです。

時間を大切にゆっくり噛みしめて
朝バーにゃ、いたします。

日曜日の朝ののんびりした至福の時。

2011年9月17日土曜日

ナンとバーニャカウダ

今日の晩ごはんです。









ナンを焼きました。

バーニャカウダしました。(はたして、「バーニャカウダする」という動詞はあるのか?)

どちらもとっても簡単。

ナンは、無印良品さんの説明にしたがって焼くだけ。(粉が売ってます)
混ぜて7分(うち手ごねで5分)
寝かせて20分
焼いて3分

バーニャカウダなんてもっとテキトー
アンチョビ
オリーブオイル(バージン)
生クリーム(マヨネーズ)
を混ぜて火にかける

あとは野菜を切るだけで

バーニャカウダできちゃいました。

家ですると楽しいことこの上ない。

パンとかこういうナンとか家で焼くともちろん
焼きたてだし、素朴な味がして美味いですよね。

明日は本格的にパン焼いちゃいそうだわ。

土曜日

土曜日の朝、アイロンをかけていると、何やら外が騒がしいのです。

いったいどうしたものかな?

とベランダからのぞいてみたら、むこうの方の学校で体育祭をしている
らしい。

時おり、ライブを演奏する音や応援する人の声がこちらまで聞こえてきます。

ああ。
なんて懐かしいんでしょう。

そういえば、私が通っていた中学高校もこの時期でした。
運動会とか体育祭って
おとなになればほんとうに縁のないものになりますね。
子どもがいる家庭なら、また縁が出てくるのでしょうけれど。

しかし、体育祭のときって
どうしてあんなに、お弁当がおいしかったんでしょうか。

確かに、いつものものより5割ましくらいの
労力をかけて母が朝から弁当を作ってくれていた気はします。

特におにぎり。
炎天下でほおばった時のおいしさといったら。

おお、そういえばこの時期くらいから(記憶はあいまいですが)
新米買ってきたわよ、と母が夕食に新米を炊いていた気がします。

あれは新米だったのかな?

最近のお気に入り2

料理本を見るのって楽しいですね。

料理の写真を見てるだけで、まるで自分も写真通りに作れる気がして
(実際の99.999%はそううまくはいかない)
妄想が広がります。

しまいには、本に載った料理をマスターした自分が
「ほんと、料理じょうずなんですね」
なんて感嘆の声をいただき、鼻高だかな気分になる。。。

なんて、あきれるくらいにイメージは誇大膨張してしまう始末です。

こころの中で思うくらいなので、どなたにも迷惑をかけないから
いいやと開き直っとります。

わたしにそんな少しの幸福と大きな夢を抱かせてくれる
最近のお気に入り料理本は

『日本の野菜レシピ』高橋書店

です。

各地の郷土料理の作り方も載っていて興味深いです。

この中に載っていた料理で一番の衝撃は
枝豆の味噌汁

枝豆の皮ごと味噌汁にして、飲んで、食べるのです。

日本ってやっぱり狭いようで広いですね。

2011年9月15日木曜日

最近のお気に入り

人間の体のおよそ7割は水分でできているそうです。

わたしはけっこうな水飲み人種なので
一日に大量に飲みます。

水よりはやっぱり味つきのものがやっぱり好きで
最近のお気に入りは、どくだみ茶。

買ったおちゃっぱがおいしくて、あの独特の苦味が薄いです。

どくだみ、というおどろおどろしい名前は毒を出す解毒作用があること
に由来しているそう。

わたしの身体に合うお茶なので
このお茶を飲むだけで、少し体が快調になった気がします。

HPを見たら、どくだみ茶の作り方がのってました。

意外と簡単そうで。

いつか手作りしたいな。

写真は、どくだみ茶と竹で作ったドリームキャッチャー。
ドリームキャッチャーは、この間、千早赤坂村で作ってきたものです。

その話はまた今度。

2011年9月14日水曜日

菜食主義者

今、読んでいる本。
韓国の小説『菜食主義者』

韓国で名誉ある賞を受賞しました。

海外の本は、アメリカやイギリスといった
英語圏のものしか読んだことがないから新鮮。

ただ、こちらの本の翻訳はいまいち。
日本語にあまり美しさがない気がして。

たぶん、本作の原作は、イメージでいうと(あくまで勝手な妄想)
江國さんとか吉田修一さんとかのラインの文章の
流れるような感受性ある作品なんだろうと思う。

訳される時に、それが消えちゃったんじゃないかな。。。と。
だって、韓国において、いわば芥川賞や三島賞レベルの文学賞を受賞した作品
なはずだし。

ますます原作が読みたくなりました。
そのためにも、韓国語勉強中。

ちなみに、韓国は、近年農業への意識も変わってきているそうです。

青森のリンゴ農家、木村秋則さん(著書『奇跡のリンゴ』で有名)
のもとには、韓国から使節団が訪れ、自然栽培を学んでいくんだそうですよ。

2011年9月13日火曜日

笑子さんの野菜サラダ

小説を読んでいて「無償に野菜が食べたくなった」という経験なんてあまりないものだと思う。

読んでいて、ごくりとのどが鳴った。

水で洗っただけの
野菜をザルにごっそりもって、「さあ、どうぞ」と当たり前の顔して
いう笑子さんの野菜サラダ。

笑子さんとは、江國香織の小説『きらきらひかる』のアルコール中毒の主人公だ。

もろくて純粋な笑子さんが作る(?的確にいえば洗う)サラダは
嘘がつけない味がしそうで、気が付けば純粋に心に響いてのどを鳴らしていた。

昨日、スーパーでおもわず、きゅうりを手にとっていた。
もちろん生で食べるためだ。

ボールに入れたきゅうりをさっと水に通して、洗う。
これで料理は完了。
あとはボールのままダイニングテーブルにどかりと乗せ、
素手で、1本もって、ガブリとかぶりつけばいい。

ザク カリカリカリ サクサク

口の中の少しずつ上品になっていくBGMとともに
きゅうりのみずみずしい純粋な味が広がる。
それはとても懐かしい味がした。

2011年5月30日月曜日

神さまの水、満月のお茶。――羽間農園で茶摘みを体験する。

五月といえば新茶の季節。絶好の快晴の日和、大和高原、都祁にある羽間農園で紅茶のお茶摘みを体験した。
農薬や肥料を使わず、健やかに育てられた茶の木で作る極上の紅茶。完成まで四十八時間、紅茶作りの前半戦。


 奈良県北東部、大和高原に位置する都祁(つげ)地域。標高五百メートルの高地だ。盆地ではジリジリとした初夏の暑さが、ここに来るとフッと涼しい。山あいの気候が茶作りに向くとして、大和茶の生産が盛んに行われている。雄大な平野が広がる奈良盆地とはうってかわって、なだらかな丘陵と、ポコポコと飛び出した小さな山が続く。山肌には茶畑が這い、昔ながらの家並と水田の広がる風景は、どことなく日本の原風景を思わせる。とりわけ印象的なのが都介野岳(つげのだけ)。整った三角形をした美しい小さな山だ。ここ都祁の象徴とされる山、水の神さまと言われる山だ。羽間さんの農園はその都介野岳のふもと、山からの水がいちばんに流れ込むところにある。


 羽間農園は、羽間さんご兄妹の営む農園だ。農の道に邁進する兄に妹が加わって、農園が始まった。農園のメインは米と茶。茶畑ははじめ六年ほど耕作の放棄されていた畑だった。当時の茶の木は背丈よりも大きく伸びて〈茶の木のジャングル〉のようだったと言う。畝と畝のあいだにも木がはびこって入れない。その〈ジャングル〉を開墾して切りそろえるところからスタートし、茶畑は始まった。
刈りそろえられた茶畑。新芽の緑が美しい。

 羽間さんの農園では農薬も肥料を使っていない。自然に近いやり方で栽培を行っている。羽間さんは農業を学ぶため、四十七都道府県、すべて訪れたと言う。各地のやり方を学び、いまの土地にあったやり方を模索しつつ取り入れている。無農薬・無肥料で行う農法には〈自然農〉〈自然栽培〉といった様々な呼び名がつけられている。けれど羽間さんは自分の農業を特別な名前でなく〈できるだけ自然に近い農法〉とそんなふうに言う。いろいろなやり方がお互いを認めあっていければ、と羽間さんは笑う。穏やかな口ぶりと優しい笑顔。それぞれの違いを尊重する考え方。羽間さんは水の人なのだと思う。さまざまな存在を溶かし込んで受け入れる。そんな羽間さんが最後にたどりついたのは、水の神さまに見守られた田んぼと茶畑だった。
 自然に近いやり方で育てられた茶畑では、自分の枝葉も養分になる。落ち葉や刈った枝葉は畝と畝の間に敷く。枯れた枝葉はだんだんと朽ちていって、最後には土に変わる。地面を少し掘ってみると、枯れた枝葉、朽ちた枝葉、柔らかな土と徐々に変わっていくのが分かる。フカフカとした柔らかな土。この土が羽間さんの茶畑の命だ。

朽ちた枝葉は触るとモロモロと崩れる。土はふかふかと柔らかい。

 数ある栽培植物でも、茶は大量に農薬と肥料を使うのだそうだ。〈お茶は農薬のだし〉とそんなふうに書かれていたのを読んだ記憶がある。お茶は新芽を収穫する。成長を促すために、大量の肥料を与える。そうするとバランスが崩れて虫が湧いたり病気になる。だから大量の農薬を投入する。明らかに不健全な連鎖だ。けれど、羽間さんの茶畑を見ていると、そんなことが嘘のように思える。茶はもともと強い木だという。茶の木の野生に少しだけ人間が手を貸した羽間さんの茶畑では、生き生きとした力強い木が育っていた。
 茶摘みといえば八十八夜の五月二日。けれどここ都祁では一週間ほど遅く、五月半ばが茶摘みの時期になる。そして今夜は満月だ。満月の時、新芽にはいちばんの力が満ちるという。茶摘みには絶好の日和だ。
 茶畑には羽間さん兄妹、ご両親、八十九歳になるお祖母さんがそろっていた。今日は羽間さん一家の茶摘みの日。新茶の季節、家族で茶摘みをするのが毎年の恒例なのだそうだ。販売するためでなく、家族で飲む茶を作るため。手摘みのお茶は販売されていない。それだけ貴重なお茶である。今日摘むのは〈さやまかおり〉。日本茶の品種を紅茶に加工する。さやまかおりはまだ開墾されていない畑だった。人の背よりも高く伸びた茶の新芽を、ひとつひとつ摘んでいく。新芽の目安は〈一芯二葉〉。まだ葉を開いていない芯が一つと、柔らかな葉を二つ。つけ根に爪をたてると簡単にぽろりと落ちる。それほどに柔らかな芽。透き通るような淡いみどりが美しい。五月の澄んだ光が木に当たると、新芽だけが日に透けて、ちらちらと目に焼きついた。葉に守られた新芽の影。その息吹を私たちはいただく。
一芯二葉、ここで摘む。

まだ刈りそろえられていない茶畑の間に分け入る。

 山あいの茶畑からは茶の木と山しか見えない。ウグイスやホトトギスの声。蛙や虫の澄んだ鳴き声。山の裾野の工場の音。山の向こうの学校のチャイム。午前中に一時間、午後に二時間、ひたすら茶の新芽を追いかけた。


 合計で三時間、集中して摘み続けても、手かごいっぱいにもならない。一キロどころか数百グラム。全員を合わせてもほんの数キロ。お茶にするとかさは五分の一に減る。大切な大切な手摘みのお茶だ。
 摘んだ茶葉をざるに広げて少し置くと、それだけでも、茶葉からは甘い香りが立ち上った。これを一晩、陰干しにして発酵させる。これを一晩乾燥させ、明日手でしっかりもんで、細胞を壊してやると発酵が次に進み、果物のような香りがしはじめる。フルーティーな香りはどんどん強くなるが、ピークを境に弱まっていく。最高の状態で止めるのが腕の見せ所だ。あとは茶葉を乾燥させれば紅茶の出来上がりだ。


 今日の作業は茶葉を陰干しにしたところで終了。今夜一晩、ゆっくりと発酵するのを待つ。今夜は満月。満ちた月の白い光が都介野岳の水で育った茶葉に降り注ぐだろう。神さまの水と月光に満たされた茶葉の味はどんなふうなのか。紅茶の出来上がりが楽しみだ。




2011年5月21日土曜日

野菜の王様、畑の報告

〈野菜の王様〉2月から赤目自然農塾に通い始めました。
赤目自然農塾についてはコチラのサイトをご覧ください→
「気楽に自然農」http://iwazumi2000.cool.ne.jp/
赤目自然農塾は、自然農で著名な川口由一さんの主催する自然農の私塾。
授業料など一切必要なく、自然農のやりかたを教えてもらうことができます。
さらに田畑を貸してもらうこともでき、ここで実践をつみながら、
自然農を学ぶわけです。
田畑も無償で借りることができます。塾生は気持に応じて志しを志納します。

たいへん人気の塾なので、田畑を借りるのは難しいかもよ、と話に聞いていたので、
とくに借りる気持もなく、見学だけのつもりで出かけたところ、
思ったよりも人が少なく、どうやら借りられそうだったので、
軽い気持で畑にチャレンジすることに。
というわけでわれらが野菜の王様にも畑ができました。
ありがたい。晴れて〈王様畑〉の誕生です。
というわけで、ご報告が遅れておりましたが、
王様畑のこれまでの歩みを簡単にまとめました↓

2月:
赤目自然農塾、一年のはじまりの日。畑の割り振り。
軽い気持で見学のつもりが、あれよあれよと畑を借りることに。
晴れて〈王様畑〉が誕生する。
まだ畑に雪が残っていたので、この日は畑の割り振りのみで作業はなし。

3月:
雪の解けた畑とようやく対面。休耕していたらしく、畑にはササがはびこっている。
若干荒れた印象。とりあえず表面に生えているササを退治する。
「こんなもんかな?」という感じで、見よう見まねで畑の整地。
しかしその後、やはりササは表面だけを刈ってもダメで、
根から退治せねばならないことが判明する。
もういちど草刈りのやり直し。10センチくらい土の中に鎌を差し込んで、
ササを根からグッサリ刈ってやるのだが・・・これがかなり手こずる。
なんとササの強いこと! クサとササ、一文字でえらい違いだ!
ササはクサの仲間でないぞ!
結局、一日だけではササ刈りが終わらず、別の日にも赤目に行き、一日ササ刈り。
刈って刈って刈りまくるぜ。
しかし、たった二畝の畑の草刈りにこんなに時間がかかるとは・・・
無事ササ刈りを終えた畑にザクザク穴掘ってジャガイモを植える。
植え付けたジャガイモはというと
・超早穫りポテト アローワ(×1)
・ジャガキッズ パープル(×6)
・ジャガキッズ レッド(×3)
・インカのめざめ(×4)
・男爵/メークイーン(それぞれ×1)(うちにあったイモの残り)
どうしてこんなにバラバラの品種を植えているかというと、
別にこだわったわけでなくて、
ただ単にホームセンターに種芋を買いに行ったら季節が遅くて、
こんな変わった種類のイモしか残っていなかったから。
しなびかけた種芋を単品買い。
みなさん植え付けに使うものはその季節ギリギリではなく
少し早めにお買い求めになられますよう。

4月:
先月植えたジャガイモの芽吹きを楽しみに畑に出かけてみると・・・
まさか! 畑が掘り返されて、植えた場所の目印に立てた棒がなぎ倒されている!
土を掘ってジャガイモを探してみるものの見つからず・・・
どうやらケモノに持っていかれた模様。
サル? イノシシ? ショックし・・・
ただ、目印の棒が残っているところからも、まだ芽吹きの気配は感じられない。
どうやら山合いの畑であるし、成長は遅いようだ。
気を取り直して今日は楽しい植え付けの日。
王様も視察にいらして二人で畑仕事(草刈りはすずめの一人仕事)
本日植え付けたのは
・コマツナ
・赤丸はつか
・みつば
・大葉
・ミョウガ(2株)
・ルッコラ
少量多品種生産を目指します。

5月:
先月植えたコマツナと赤丸はつかが見事に芽吹く! 感動。
双葉をとおりこして見事に本葉をしげらせる。わっちゃり生えすぎてるくらい。
ちゃんと間引いてあげなければ。
小さいけれどラディッシュ、見事に実がなっています。
間引いた赤丸はつかをさっそく試食。
小さいですがちゃんとラディッシュのシャクシャク感が味わえる。感動。
間引いたコマツナと赤丸はつかは食用に持って帰りました。
うちの相方に食べさせると「葉っぱ感が強い」と言われましたがまあよしとしよう。
オオバ、ミツバ、ルッコラも見事に発芽。やったね!
ただし、ミツバとルッコラは上からかけた枯れ草が厚かったせいか、
徒長(徒成?)して茎がモヤシのようにひょろんひょろん・・・
果たしてこれで無事に育ってくれるのか?
本日の植え付けは
・サンマルツァーノ(トマト、苗で買ったもの)×2
・ローズマリー(お花屋さんで買った株、畑の外の畦に)
・オクラ ×2(食べられて隙間の開いたジャガの間に)
・バジル
さすがにそろそろ植え付けも終了かな。
コマツナと赤丸はつかが収穫を迎えた後にはダイズを植えようと思っています◎

とまあ、こんな感じで王様畑はボチボチ進んでおります。
ひきつづきおつきあいくださいませ。

2011年4月4日月曜日

錦にある洋なお野菜屋さん

京都の「錦」と言えば、京野菜や昔ながらの卵焼きや、練り物屋が並ぶ
和満載の京の台所。

そんな錦市場からちょこっと「上ガル」とこんな洋なお野菜屋さんがあることを
ご存知だろうか?

LOJAVERDEさん

どんなものが売られているかは秘密です。

「いつも、商品が揃えられるか分からないので店内の写真はちょっと・・・」
と実直な店長さんのお言葉。

とってもいいお店なのでご紹介したいと粘ったところ
外観だけならいいですよ。

と了承をいただきました。

「錦を上ガル」と見つかります。

宝物を見つける気分で、LOJAVERDEさん、見つけてみて下さい。


東日本大震災チャリティフリマ!

先月3月27日、第四回奈良オーガニックマーケットで、
さんののわ畑」さん主催のチャリティフリマに、
われらが「野菜の王様」も急遽参加させてもらいました。
店番するのはすずめです。

奈良オーガニックマーケットはもともと〈農〉を中心とする
マーケットで、フリーマーケットは開催されていないのですが、
今回の東日本の大地震を受けて急遽、種取りワークショップで
参加を予定されていたさんののわ畑さんが、チャリティフリマを
開催することとなり、そこにすずめも加えてもらった次第です。
当日のフリマの様子は「さんののわ畑」さんの blog からご覧いただけます。

チャリティフリマの売り上げはすべて東日本大地震の
義援金に寄附しました。

すずめの売り上げはわずかでしたが
(もっていった私物も少数精鋭)
さんののわ畑さんの売り上げは上々!
総額3万7千円! 素晴らしい!


お買い上げいただいたみなみなさま、
誠にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。


写真は「菜の花募金」でお買い上げした菜の花です。
菜の花代が募金されます。